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姿勢と歩き方のムズカシイ関係

今回は良い姿勢を意識して歩くと言うことが難しいと言うお話。働く女性に姿勢と歩き方に関する調査をした結果、約8割の回答者が「歩くのが好き」と答えています。また「徒歩圏内」は平均21分で、実際に歩ける時間は平均37分で、一般の回答と比べても2〜5倍の結果になり「歩く」ことへの意識・関心が高まっているとしています。
更に、実際に歩く時に意識するポイントは「背筋を伸ばす」「歩幅を摂る」「胸を張る」といった「姿勢」を意識しているにも関わらず、その一方で歩く時に「姿勢」に関して約70%が「忘れることがある」や「忘れることが多い」と答えています。

正しい姿勢で歩くことで、全ての筋肉を使いやすくなり、一度に使える筋肉が増えてその結果筋力アップや基礎代謝の向上が望めます。
また循環器系にも良い刺激を与えることになります。逆に姿勢が悪いと、関節や内臓、内分泌系などに負担をかけることが解っています。
正しい姿勢の重要性がわかっていながらも意識して「良い姿勢で歩く」ことは難しいのです。
なぜなら体幹の筋肉を全て使わないと良い姿勢を保って歩くことが出来ないからです。人間は、一つの筋肉を緊張させることは簡単に出来ますが、2つ以上の筋肉を同時に緊張させることは難しいのです。

一つココで試してみてください。
先ず立った状態でお尻に「キュ」っと力を入れてお尻の筋肉を硬くしてみてください。その状態をキープしながらゆっくりしゃがんでみてください。どうでしょう?お尻の力が「ふわっ」と抜けませんか? これと似たようなことが、体幹の筋肉でも起こっているのです。
では、どのようにしたら体幹の筋肉を全て使えるようになるのでしょうか?
それは、とっても簡単で難しい方法。「反復練習」です。毎日少しの時間で構わないので続けることで、無意識に意識したいことが意識できるようになりますよ。

NHK「あさイチ」や「とくダネ!」にも出演しました!

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